対抗ではなく共存

最近、再び感染者が増えてきたが東京都の小池知事いわく、これは第二波ではないという。4月の終盤辺りでグラフで見る変動では、これから先も何度か大きな波があり、その波の大きさがどんどん小さくなっていくというものだった。そのため、少しづつ増えてきた今は第二波の序盤だと私は思っていた。これからも騙し騙しコロナに対抗しながら静かに収束を待つものだとばかり思っていたが、少し違ったようだ。

そもそも、コロナに「対抗」するのではなく「共存」していこうとしているのだ。

正直、そんなことができるのか?と思ってしまうのだが、改めて考えてみるとコロナの感染のキーポイントは人との接触だったことを思い出した。全員が必ずかかるというものではなく、私たちの行動次第で感染を防ぐことが出来るのだ。つまりはコロナに適応するための生活を作り上げればコロナと共存することは可能ということだ。しかし、今の状態ではまだまだ適応できているとは言えない。この先、新たにコロナの特効薬ができることを待っているだけでは今の状況を解決することはできない。様々な企業が感染防止のために知恵を絞り様々なものを提供している。私たち個人個人もできること、変えていけることがあるなら積極的に行動していきたい。

おそらくこの先、コロナウイルス以外にも危険なウイルスや病気が普通に出てくる世の中になると私は思っている。テクノロジーが進むとその副作用が必ず出てくるものだ。私たちは快適な生活を得るためにリスクを負わなければならないのだ。コロナはそのうちの一つに過ぎない。

いつか、私たちが熱い時には服を脱ぎ、寒い時には服を着こむように、簡単に移り変わる日常に適応できる未来を私たちで創造していきたい。