コロナ世代と呼ばれる子供たち

約2か月。この間に私たちの生活は大きく変わった。

今までの当たり前が当たり前ではなくなり、新しい当たり前が定着しつつある。この2か月で人々の意識は大きく変わった。その中でも、学校に通う子供たちの影響はどうだろうか。2か月分の学習と補うことも容易ではないかもしれないが、それ以上にこの期間での体験が子供たちに与えた影響はかなり大きいと考えている。自宅での過ごし方、周りの環境の変化など短期間で目まぐるしく変わったことが子供たちにとっては当たり前となるのだ。特に時間の使い方だ。

前にも在宅期間の時間の有効活用を取り上げたが、私は大人より子供たちのほうが敏感にこの期間の影響をとらえていると思う。

この2か月は良くも悪くも子供たちにとってきっかけになったのだ。しかも、その差が大きいのではないだろうか。

唐突に何もできない時間が出来たとき、甘えて怠けるものと考えて行動するものとでは得るものの差が大きすぎる。これを機に自分の夢や目標を決め、それに向かっていくための時間として行動できた人が「コロナ世代」という言葉を前向きにとらえられることが出来れば幸いである。