コロナウイルスと若者

最近まで、コロナウイルスで持ち切りだったニュース番組も少しづつ減ってきたような気がする。完全に感染が収まったわけではないが、私たちの日常が少しづつ戻ってきている。

しかし、今新たに問題になっているのが、若者たちの行動である。熱くなってきたからか、マスクを着用しないで外出している人が増えているらしい。もちろん若者だけではないが、若者の割合が多いのだ。また、夜の繁華街に出かけたりなど、感染を気にしない人が多いのかと思ってしまう。緊急事態宣言が解除されたことをうけ、「もう大丈夫だろう」と考えている人が若者を中心に多くいるのだろう。

それに対して東京都は様々な対策を取っているが、なかなか減らないのが現状である。

ここで思うのは、警戒の呼びかけ方である。

結論から言うと、当たり前のことを当たり前のように言ってもダメなのである。ある程度、年齢を重ねた人であればこの事態の危険さを理解し、自主的に行動できるが今の若者はそう簡単ではないと思う。体験したことがないから危険だという実感が沸かないのだと私は思う。

若者に理解してもらうためには、まずこちら側が相手の気持ちを理解する努力をしなければ、理解してもらうことは難しいのではないだろうか。