手仕事の良さとは?

モノづくりにおいて手仕事は欠かせないものだと考えている。

レーザーや3Dプリンターが主流になっている今、わざわざ手で作る価値はどこにあるのか?
自分はもっぱらアナログである。つまりは手仕事を通してモノづくりをしている。
なぜ、デジタルの手法をなるべくとらないようにしているのだろう?考えてみたら、結構簡単なことだった。

結論からいうと、ライブ感だと思う。

自分に作るもののこだわりはないが、自分の中のトレンドで言うと今は、服飾にハマっている。
素材を触って、知って、変化の展開を実験して…
この工程がたまらなく楽しい。
その後、面白い発見をして、その現象が一番輝く「器」を探していく。人に見せられるものにするために試行錯誤して、やっと一個だけ完成する。
ものすごく時間がかかるし、効率も悪いかもしれない。しかし、この工程が完成したものに「熱」を込め、想定を超えて面白いものを生み出す。と思う…
ただ、機会にしかできないこともたくさんあるので、使うべきところは使うべきだと思う。

しかし、やはり手仕事で作られたたものには機械が作ったものにはない魅力がある。それが自信持って言えるように、努力していく。